ちょっと気になる騒動を目にしました。
またこのブログには所謂「トンデモ陰謀論」と唾棄され、嘲笑されるような内容も含まれます。そのような内容が馬鹿馬鹿しいと思う方は、今すぐこのブログから離脱することをお勧めします。どうかあなたの大切な時間を無駄にしないでください。
騒動の発端はこの記事だった様です。
朝日新聞デジタル
車いす客に自力でタラップ上がらせる バニラ・エア謝罪 ※記事削除
鹿児島県奄美市の奄美空港で今月5日、格安航空会社(LCC)バニラ・エア(本社・成田空港)の関西空港行きの便を利用した半身不随で車いすの男性が、階段式のタラップを腕の力で自力で上らされる事態になっていたことがわかった。バニラ・エアは「不快にさせた」と謝罪。車いすでも搭乗できるように設備を整える。
このタイトルでは「自力でタラップ上がらせる」という衝撃的な表現が使われていますが、実際には本人が自分から「上がった」様です。
ご本人が自身のサイトで書かれている事ですから、「自分で上がった」というのは事実なのでしょう。
歩けない人は乗せれません!より抜粋して引用
私は、改めてカウンターの女性に言った。「さきほど歩けないと言ったのを訂正します。私は歩けます。 自分一人で搭乗できます。歩けないから、搭乗できないのでしょ?」
手を使って歩ける。これが私の論理だ。別に、助けてもらえないのなら、助けはいらない。這ってでも乗ればいい。
(中略)
私が乗りこむ番が来た。係員は助けるというが、最初に「乗せない」と言われているので、助けなんていらない。それに、私は一人で乗ると言った。実行してやる。また、助けるといっても、おんぶして担ぐと予想され、おんぶされる経験豊富な私はその人が、おんぶで担ぐのは無理で、途中で崩れ落ちたりするだろうとも予想された。
さて、車イスを階段の横につけた。階段に乗り移り、一段ずつお尻を上げて、足を乗せて、登っていく。登りきったら、床をすりながら座席まで移動。そして床から、座席まで這い上がる。座席は配慮で最前列だった。周りの乗客は、しーんと見ていた。
明らかに自分で「手を使って歩いた」のに、冒頭の新聞記事のタイトルはその真逆になっています。
これは何か意図的なものなのか、それとも単純に表現を間違えたのかはわかりませんが、これを鵜呑みにした人達によるバニラ・エア社への批判、そして逆に、バニラ社に無理な要求を突き付ける木島氏への批判が殺到し、炎上している様です。
この指摘には全く同感です。
特に「プロ障害者として金儲けしている」と本人が認めた事に対し、私はまた別の意味での「プロ障害者として金儲けしている」ケースを思い浮かべてしまうのでした。
確かにそのようなケースはあるのです。中には障害者を装っている非常に悪質な事例も。
また、障害者年金を受給しながら組織的に付き纏いを繰り返す人もいます。
そしてこのような事を指摘すると、今度は「差別主義者だ」と騒ぐ人達がいます。
「障害者を差別するとんでもない奴だ」「障害者だけでなく在日批判をしているところを見ると、こいつは人種差別主義者でもある」などと反射的にレッテル貼りをする人達もいますが、そうではありません。
こうした事に全く無関係で無縁の障害者や在日外国人の方々に対して差別したり批判するつもりは微塵もありません。また私が疑念を持ち、そして批判しているのは、あくまでも障害を武器にして悪事を働く人達に対してである事をお断りしておきます。
このブログを以前から読まれている方には既にご理解いただいていると思いますが、そうではない方も訪問されると思いますので、くどい様ですが何度も説明をしないと、とんだ誤解を招き、中にはそれを攻撃材料にして、私を中傷しようと画策している者達もいる為、繰り返し説明しています。
それで話を戻しますが、こうしたハンディを口実に、あるいは悪用したり免罪符にして、逆差別とも言える行動(所謂集スト)をする人達がいるわけですが、それを仕事にして生活をしているという点に於いては正しく「プロ障害者」であり、そのような疑惑のある住人が、私の周辺にも少なからずいるのです。
弱者に優しい社会を、とか、障害者に寄り添う社会を、などと耳障りのいい言葉を唱えるのは簡単です。そしてそれに酔いしれるのも。
けれどそうした美言?の影に隠れる様にして、「障害」が犯罪の温床になっているという社会の暗部には目を向けたくない人達も多く、寧ろそういう方が殆どだと思います。
貧困ビジネスと同様に障害者ビジネスが存在し、障害者と障害者を支援する業界や団体が一緒になって集団ストーキングという犯罪に加担している現実を直視せずに、弱者や障害者に優しい社会などあり得ないと、私などは思うわけです。
なぜなら、この様にハンディを逆手にとって我が儘放題に振る舞ったり、不正や犯罪の隠れ蓑にしている人達がいる以上、批判的な意見が沸き上がり、あるいは厳しい目を向けられてしまうのですから。
またそれは、一部の不逞な者達のみならず、弱者や障害者全体に対する“厳しい目”となり、そのような事とは全く無縁の人達までもが巻き込まれ、迷惑を被る事になってしまうのです。
だから、お年寄りには優しくしよう、とか、障害者に優しい社会・・などという綺麗事だけではなく、その奥にある実態に目を向け、直視しなければならないのではないかと思います。
因みにこの方は電2の方だったのですね。本も出版されている様です。
archive.is
バニラ・エア問題で渦中の木島英登氏が激白「騒動になったのは想定外。僕は終わった話だと思っている」
togetter
バニラエア炎上に関するまとめ~航空クラスタのツイートを主に~
航空関係者や航空に詳しいクラスタだと、今回の件は航空運用システムやルールに反した例の人を強く批判することになっているけど、航空に関した知識の無い人はバニラエア側を感情的に批判している。知識の壁が顕著になったのはここ数年だけど、ソーシャルネットの議論はほぼこの壁が原因だよな。
— sis_sis (@sis_sis) 2017年6月30日
それにしても、「自力でタラップ上がらせる」という朝日新聞のタイトルはちょっと酷いなと思います。「自力でタラップ上がらせる」と「自分でタラップを上がった」では全く意味が違います。記者さんの名前は永井啓吾さん。これについてきちんと説明なり訂正された方がいいのではないですか?
という事で動画を編集しながら、ついあちこち寄り道をして中々動画が仕上がらないという悪循環に陥ったままの私ですが、今日中に動画を1本仕上げたいと思います。
月日の流れは早いもので、もう7月。あっという間に冬になってしまいそうな勢いです。