
元国会議員の三宅雪子さんが亡くなられました。死因は自殺とのことですが、詳しいことはまだ分かっていないようです。三宅さんのご冥福をお祈りいたします。
またこのブログには所謂「トンデモ陰謀論」と唾棄され、嘲笑されるような内容も含まれます。そのような内容が馬鹿馬鹿しいと思う方は、今すぐこのブログから離脱することをお勧めします。どうかあなたの大切な時間を無駄にしないでください。
三宅氏は「ストーカー被害者」だったのか?

ネットでは、「ストーカー被害者」である三宅氏の死を悼む投稿も多く、一方的に彼女が被害者であった、という前提で発言している人も少なくありません。
深い事情などを知らない人が彼女に同情的になる気持ちもわかりますが、やはり事実は事実として、誤認や誇張、誘導や歪曲のない「事実に基づいた発信」に心がけなければならないと思います。
仮に三宅氏が100%の被害者であるなら、SNS上で論争になっていた相手側の人達は一方的に加害者ということになってしまいます。
それを私達集団ストーキング被害者に置き換えてみて欲しいのです。
私達はれっきとした被害者であるにもかかわらず、被害を訴える中で、時に立場が逆転し、加害者呼ばわりされることも少なくありません。その悔しさは誰よりも集団ストーキング被害者自身が、身を以て知っているはずです。
ですから、安易に彼女を悲劇のヒロインに祭り上げ、三宅氏もまた集団ストーカー被害者だったと誤った情報を広めるのは控えて欲しいと思うのです。あるいは控えたほうがいいのでは?と思います。
「有名人が集団ストーカー被害者だった」となれば、世間に周知する上で、被害者にとっては「有利な材料」(※不適切な表現かも知れませんが)になりますので、そのように結びつけたい心理が働くのもわかります。
あの騒音おばさん事件もそうですが、あの方は近隣からの嫌がらせの被害者ではあるけれど、集団ストーカー被害者ではなかった、という説もあります。発信元は某NPOの代表で、河原さんの弟さんに直接確認をしたようです。しかし、真相は本人にしか分からない上、「イロモノ」と見られたくない心理が働き、「集団ストーカーとは無関係」だと仰った可能性もあります。また、家族であっても本当のことを言うとは限りません。そのことは被害者であればわかるはずです。
その一方で、私自身も安易に「騒音おばさん=集団ストーカー被害者」とする情報を鵜呑みにし、広めてしまった一人として、その責任を感じています。自戒と反省を込め、その同じ轍を踏まないようにしなければならないと改めて肝に銘じると共に、他の被害者の方にも、勇み足でフライングすることなく、慎重になっていただきたいと思うのです。
中には「騒音おばさんが集スト被害者だという情報を否定するのは工作員であるかのような主張をする方」もいますが、本当にそうでしょうか?
「あいつらはいつも適当なことばかり言っている」「無関係なことまで集団ストーカーだと主張する妄想集団」などと言われないために、事実に基づき、憶測だけで決めつけず、仮定は仮定として、慎重に判断していくことが重要だとひとしきり思う今日この頃。
ツイッターなどを見ていると、憶測で適当なことを言う集団ストーカー被害者の発言が多く、これでは・・・と凹むことも少なくありません。しかも、あまり被害解決に熱心でない被害者が積極的に広めているような印象もあります。
信用を築くのは決して容易いことではないのに、信用を失うのは一瞬。
事実に基づかないフライングで得るものは何もありません。
それどころか、実際には「加害者」ではない人まで攻撃してしまうことにもなりかねません。集団ストーキング被害者や、虐めの被害者が、同じ被害者であるかも知れない人達を窮地に追い込むような言動をして欲しくないと思います。被害者と加害者の逆転現象ほど悲しいことはありません。
三宅さんはずっと僕のために、ネットのストーカー法案を遠そうと頑張ってくださってた。僕は今までどれだけ救われたか分からないのに、政治家さんと話してネトウヨとかパヨクとか言われるのが怖くて、まともにお礼も言えなかった。でも、裁判で良い結果が出たら、必ずご報告しようと決めていた。何で
— 春名風花 official (@harukazechan) 2020年1月6日
やられた側が去るしかない世の中はもう嫌だ
— 春名風花 official (@harukazechan) 2020年1月6日
「やられた側」が本当に「やられた側」なのか、検証が必要だと思います。一方だけの説明を鵜呑みすれば、見誤ることなどいくらでもあります。
影響力のある人の発言で、実は「やられた側」なのに、加害者と断定され、追い込まれる人達がいるかも知れないことに、少しだけ思いを馳せてほしいなと思います。虐めを体験した人であるなら尚更。
本当はこのようなことを書くつもりではなかったのですが、一部の被害者の方から、三宅雪子氏と集団ストーキング被害を結びつけるような発言も出始めているため、亡くなられたばかりで不謹慎とは思いつつも、急遽このような内容の投稿をさせていただきました。
係争中だった方々も、このような結末は望んでいなかったはずです。生きて決着を付けて欲しかったはずです。しかし今となってはそれも叶わず、逆に虚偽告訴された側が「ストーカー加害者」と断罪され、一方的に世間から非難を受ける立場となってしまうであろうことは想像に難くありません。非常に残念なことです。
いずれにしても、当事者ではない人間があれこれ憶測で語る事、まして亡くなった方を愚弄したり揶揄するような恥ずべき言動は、例え立場が違い、敵対していた相手であったとしても、人としてするべきではないと思います。
三宅雪子さんのご冥福を、心よりお祈りいたします。

◇・◇・◇
自分が師事してきた人が亡くなった直後の言葉とはとても思えません。あまり悲しんでいる様子も伝わってきません。随分とドライなのですね。
敵対していた相手が憎いとは言え、このタイミングで(笑)を付けてしまう感性が、私には理解できません。自分が優位に立つ為なら、人の死さえも利用している気がしてなりません。悲しいことです。
関連記事(外部サイト)
以下、外部サイトよりいくつか記事を埋め込みます。これらを読んだ上で総合的に判断していただければと思います。
「ネット戦争」の中で三宅氏に最も打撃を与えていたのは、みずからが起こした虚偽告訴事件である。これは三宅氏が、5人の元支援者に対して、名誉毀損で告訴した旨をツィートしたことに端を発する。その結果、5人は耐え難い恐怖心に見舞われる日々を送ることになる。
三宅雪子氏による嘘の刑事告訴が明らかになった。2年以上もの間、ツイッター上で話題になってきた不可解な事件に決着が着いた。
「心理作戦」という戦法がある。相手に精神的なゆさぶりをかけて、自分に有利な状況を作る戦術のことである。たとえば仮病で同情を惹く。暴力団員を装って交渉を優位に進める。その中でも最近、とりわけ増えているのが、裁判提起など法的措置をほのめかして、相手を恫喝する手口である。それは著名人についても例外ではない。

いずれにしても、ことの真相は当事者にしかわからないのですから、事情をよく知りもしない「部外者や外野」が憶測や邪推で断定してはならないと思います。
