鹿島JVが地域住民を監視・盗撮しチャットで中傷 ― 発注者NEXCO東日本と情報共有「しんぶん赤旗スクープ」

大手ゼネコンの鹿島建設が、工事に反対していた地域住民に対し、監視や盗撮などのプライバシー侵害を行った上、チャットで情報共有しながら侮辱するなど、許されざる行為をしていたことがスクープされました。住民の情報はNEXCO東日本も共有していたとのこと。

注意

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反対住民を監視・盗撮・チャットで侮辱していた鹿島JVと情報共有していたNEXCO東日本

既にご存知の方も多いかと思いますが、今月の6日、「しんぶん赤旗日曜版」のアカウントから、このような特大スクープが発信されました。

補足

私は共産党に対しては非常に批判的なことを言う立場であり、政策的には支持しておりませんが、この問題を明るみに出してくれたことに関しては評価しないわけにはいきません。ですので「普段は共産党叩きしているくせに・・」との指摘もあるかと思いますが、そんな批判などどうでもいいと思えるほどに、この一件は「組織型ストーカー被害者」にとっても重要な問題を含んでいます。イデオロギー的に相容れない部分は少なくないとしても、この件に関しては今後もしっかりと注視していくつもりです。

ツイートより画像を引用します。

鹿島が住民を監視・盗撮

補足

この行為を「盗撮」と呼ぶことに若干の抵抗はあります。なぜなら状況証拠を残すために被害者自身も動画撮影などをするため、被害者の行為そのものも「盗撮」だと自ら言っているのと同じという、いわゆる「ブーメラン」になってしまうからです。しかし被害者のそれは、自己防衛および被害を証明するためのものであり、本スクープの「工事に反対する住民を監視したり圧力をかけるための撮影」とはまったく性質の異なるものであることは強調しておきたいと思います。

散歩中から自宅内の様子まで逐一共有

東京都外かく環状道路(外環道)事業のトンネル工事で、大手ゼネコン鹿島建設を幹事社とする共同企画隊(JV)関係者が、地域住民を監視し、隠し撮りをおこなっていたことが編集部の取材で判明しました。

中傷する“あだ名”をつけ侮辱。プライベートな場所である住民の自宅なども監視していました。

住民監視の情報は発注者である東日本高速道路(NEXCO東日本)にも伝えられていました。

弁護士は「度をこえたプライバシー侵害の不法行為だ」と指摘しています。

これは驚きました。

プライベートな空間である自宅内の様子まで監視していたなんて、まるで集団ストーカーの手口とそっくりではないですか。

もっとも、“組織的な脱法ストーキング”の場合は室内の様子を何らかの方法により、24時間リアルタイムで覗き見しているのですが・・・

元MI5(イギリスの諜報機関)部員バリー・トロワー氏の証言によれば(と言うより、そのままのことをされているのが嫌というほどわかってしまう)、お風呂やトイレまで覗かれているのですから、プライバシーの侵害どころの話ではありません。

24時間見世物にされ、プライバシーを共有され、おそらくは盗撮した映像を有料で流して金儲けをしているような頭の狂った者たちがいるのです。本当に許しがたい恥ずべき蛮行であり、どういう形であれ相応の報いを受けるべきでしょう。

それにしても、このグループチャットのやり取りが表に出てくるということは、おそらく内部に密告者がいたのではないかと思います。

そうでなければ、ここまで具体的な情報が出てくるはずがありません。勇気を持って内部告発に踏み切った人がいたのなら、その勇気を称えたいと思います。

そして、普段は辛辣に共産党批判をしている私ですが、このようなスクープを報じてくれたことに関しては、素直に評価し、称賛したいと思います。(他の政策については是々非々で)

共産党議員と住民による聞き取り調査

他の方のツイートで知ったのですが、共産党議員による聞き取り調査の動画もUPされていました。

国交省、およびNEXCO東日本の担当者による歯切れの悪い、しどろもどろの説明にイライラしますが、ぜひ最後までご視聴ください。

1:14:00~の書き起こし (発言者の方の区別が若干間違っているかも知れません)

(住民A)
先程カメラの話の話ありましたけれども、人がカメラを持って、撮してるんですよ。私も見たことありますけれども。そのカメラで撮している人がいるのは、実は現場、うろうろしてますよね。

で、現場をうろうろしているのは鹿島JVの人だけじゃないんですよ。ネクスコの人もいるんですよ。当然、見てますよね。それなのになんでそういう嘘を付くんですか?今になってわかったって。

現場の人たちは、行ったり来たりしてるじゃないですか。その中で鹿島の人もネクスコの人も行ったり来たりしてて情報交換してるじゃないですか。

その中で、カメラ持った人が撮してるじゃないですか。我々の目の前でも陰でも。それなのになぜそういう情報が、今初めてネクスコに入ったって、あなた方は言うんですか?全然納得できないですよ。

(住民B)
この問題、(聞き取れず)だけではないんですよ。私、中央ジャンクションの家屋調査(?)をやってるんですけれども、執拗に追いかけられ、あの、後を付けられました。ですから、しっかり調べてください。こっちもネクスコ東日本ですよ。なので、組織ぐるみとまでは言わないですけれども、ネクスコ東の方がこういうことを指令してるんではないかっていう疑いも払拭できません。

(住民C)
もう一つ言わせていただきますけれども、今日、ネクスコ東さんですけど、中日本来てないですよね?あなた方は中日本から仕事もらってるんでしょ?中日本の人はなんで今日来ないんですかね。今日、呼ばなかったから来ないんですかね。中日本と東日本の間にもこの問題は共有化しているはずですよね。その辺についてちょっとお答えください。中日本から仕事が回っているはずです。

(住民D)
誰と誰とどういうセクションのところにこれ行ってるんだよ。情報は。チャットは誰が見てるの?社長が見てるの?

中日本にも流れてるんでしょ?違うんですか?

なんで黙ってんだよ。

(NEXCO東日本担当者)
えと、そうですね。あのちょっと申し訳ないんですが、えっとちょっとそこ現在、あのちょっとこうお答え持ち合わせていない状況でございまして・・

(住民D)
画面見て言ってんのは、画面から命令が出てんの?こう言えとかああ言えって。画面で何を見てんだ?自分の頭で考えて者を言えないんだな。そのパソコン閉じてくれません?閉じなさいよ。パソコンを。

住民の方々の声を聞いて、思わず「いいぞ、もっとやれ」と応援したくなりました。

住民の方々は深刻な被害に遭われているのに不謹慎ですよね。こんな「心の声」を表に出してしまうのは・・・。

この手の会見では珍しくない光景ですが、国交省もNEXCO東日本も質問に対する答弁の歯切れが悪すぎます。そして質問されるたびに壊れたラジオのように「事実関係を調査中でして・・」を繰り返すばかり。

もっと気の利いた受け答えができないものか、もっとしっかり答弁できる人物はいないのか・・と、呆れてしまいます。

もっとも、こんな不適切な行為をしていたのなら、歯切れが悪くなるのも当然といえば当然でしょう。おそらく何を聞かれても「現在、鹿島で調査中なのでそれ以上のことについては確認が取れていない」という答弁で押し通せ、などと指示をされていたのではないかと思います。だから住民の方からも「パソコンを閉じなさい」と言われていたのでしょう。

余計なことを言って墓穴を掘らないように慎重に、できるだけそつなく、あるいはのらりくらりかわしつつ、騒動の鎮静化と最小化を模索しながら鎮火するのを待つ作戦なのでしょう。

事実関係を徹底して調査し、明らかになったことを包み隠さず住民に説明し、真摯に対応するという気持ちがまったく見えなかったのは、そうした思惑が根底にあるからだと誰もが思うのではないでしょうか。

元国営企業および管轄省庁の役人が保身に走る姿を見て、こんな人たちのことを信用などできないと感じる一般国民も多いのではないかと思います。

特に私はNEXCOから「サイレンを悪用した嫌がらせ行為」を受けているため、その遺恨は筆舌に尽くしがたく、あの会社なら違法な「監視行為」があったとしても何ら驚きはしません。

参考記事

地盤工学の専門家がNEXCOの計画を批判

住民が納得していないのは、NEXCO東日本が提示した地盤補修の対象範囲がトンネル直上のごく一部に限られているためだ。地盤補修の対象とすべきエリアや深さなどの妥当性については、地盤工学の専門家からも疑問の声が上がっている。

「今考えられている地盤補修のやり方では、住民が求める安全・安心にはつながらない」

スクープ記事の内容と思われる「グループチャット」でのえげつない情報共有

最初の動画の概要欄に、非常に詳細な情報がありましたので転載します。

おそらくこれがしんぶん赤旗日曜版のスクープ記事の内容ではないかと思います。(※適宜改行を加えています)

住民の監視・隠し撮りがおこなわれていたのは、東日本高速道路が発注した外環道「本線トンネル(南行)東名北工事」の沿線地域。同工事は大深度地下法にもとづく認可を受け、住宅地の地下40m以深を地権者の承諾なしに掘り進めています。

同工事を施工していた鹿島JVは2020年10月、東京・調布市の住宅街で陥没事故を起こし、住民から工事への不安や疑問の声が上がっていました。鹿島JVは現場周辺で23年8月から、陥没事故への対応として、緩んだ地盤を補修する工事をおこなっています。

住民らの監視・隠し撮りは、インターネットを利用した「グループチャット」を使い、複数の工事関係者がリアルタイムに情報共有していました。

地盤補修工事の開始に向け、設備の試験を行った23年7月14日、反対住民らが工事現場の公園に集まりました。鹿島JV関係者は「ぶんぶん公園に反対派の影あり」と投稿。すると、確認を求められた別の関係者が、住民らを盗撮した写真をチャットにアップしました。

この投稿を受け、複数の鹿島JV関係者は、各自の持ち場からいっせいに住民らを監視。動向を逐一、共有しました。「反対派、緑地に向かったようです」「反対派御一行は京王BOX北側で籠谷氏、講演中」「入間橋に籠谷さん御一行来てます」「ㇷ゚ラントヤードにも籠谷御一行来ました」…。

「籠谷氏」とは、外環道工事ルート沿線住民でつくる市民団体「外環ネット」のメンバーの籠谷清さんのこと。この日以外でも、住民説明会後に路上で話しているだけで「K谷さん、反省会中!?」(同6月17日)と隠し撮りの写真も添付して投稿。工事現場に近付くと「籠谷来てます。◆◆さん(※鹿島JV職員)、お気をつけください」(同8月9日)とヂャットで共有していました。

編集部の取材に龍谷さんは怒ります。「スパイ活動みたいなことを住民にするのは許せない。陥没事故の被害住民への謝罪の気持ちなどはないのでしょうか」

監視は龍谷さん以外の住民にもおこなわれました。(以下、●●は住民の実名)

公共の場である道路にいる住民も「●●親子、●●だけ。しつこくいます」「丸山とフリージャーナリストが●●と話をしたみたいですが、居なくなりました。」などと呼び捨てにして共有していました。

マスコミも標的 地盤補修工事を開始した同8月2日以降は、住民だけでなく、工事の取材にきたマスコミの監視までおこないました。
「マスコミ車、三井のリパークに駐車」「マスコミの名前確認できたらお願いします」と投稿していました。

掲示が義務付けられている工事現場の掲示板を撮影する人までも、乗ってきた自動車の色、メーカーや車種、ナンバーなどの個人情報を書き込んでいました。

鹿島JV内で監視のとりまとめをしているとみられる人物は、把握したマスコミの社名や住民の名前を列挙して共有。投稿には(◆◆工事長に報告済み)との記載がありました。

関係者によれば、工事長とは発注者である東日本高速の職員のこと。住民監視情報は同社にも伝えられていたことになります。

違う日にも、別のとりまとめ役とみられる人物が「住民、マスコミなど見かけたらご速絡おねがいします(特に地盤補修エリア)」(同8月7日)と、鹿島JV関係者ごとに監視エリアを決め、報告を要求。

「私の方からまとめてNに報告します」(同)と投稿しています。
NはNEXCO(ネクスコ)をさすとみられます。

鹿島JVが組織的に住民監視・隠し撮りをし、その情報を日常的に発注者に報告していた疑いが濃厚です。

工事現場周辺では鹿島JV関係者が、道路などの異常を早期に発見できるように24時間、巡回しています。

名前を把握され、監視対象となっていた丸山重威(しげたけ)さん。「業者が監視していたのは道路の異常だけでなく、住民だったことは本当に気持ち悪い。そんな業者にこの地域で工事する資格はない」と怒ります。

鹿島JV関係者による監視は、工事反対の動向だけでなく、住民の極めてプライベートな日常生活にまで及んでいま した。

「●●さん、西野橋を南下、散歩か?苦情声かけなし」(同9月6日)。

住民の外出までもチャットには書き込まれていたのです。

監視は、住民の自宅内までもおこなわれていました。

「●●奥様窓から河川を覗(のぞ)いてます」(同7月5日)。
別の住民宅も「●●奥様2Fベランダからお覗き中」(同7月14日)
「●●さん二階から覗いてます」(同9月6日)。

住民の自宅内は極めてプライベートな場所。鹿島JVは、そんな場所での動きまで共有していたのです。

鹿島JV関係者は、住民の個人情報もさかんにやりとりしていました。なかには、要望や苦情が金銭目当てだと決めつけて住民を中傷・侮蔑し、税務署への通報をにおわせる記述までありました。

「板金の仕事よりもクレームで稼ごうとしてます」(同6月20日)
「とりあえず税務署に家屋補修のお金を受領している旨、タレコミます」(同7月5日)
「N東殿への金銭要求が認められるまでは、このような重箱の隅を、再三つついてくると思われます」(同8月1日)

鹿島JV関係者は住民を呼び捨てにするだけでなく、侮蔑的な″あだ名″までつけていました。

横断歩道を赤信号の時に渡るなと住民に注意されたとの情報を鹿島JV関係者が投稿した際にも…。

鹿島JVの現地事務所幹部が「髪の毛が薄くてオールバック、身長160cm未満の方=●●老人です」と共有。別の関係者が「例の『赤信号`おじさん』ですね」(同6月6日)とチャットに投稿しました。

住民からの騒音の苦情を受けて施した防音対策に関して、要求した住民の名前と自分たちのシールドマシン(掘削機)の名前を重ねて「対みどりんぐスペシャル」(同6月16日)と命名する書き込みまでありました。

工事の騒音などで高齢の親族が体調不良になったとして作業中止を求める住民。その苦情対策のために、防音工事の徹底を確認する際には、こんな投稿がありました。

「あとは明日のお婆(ばあ)さまの体調次第です。具合悪くならないことをただ祈るのみです。合掌」

高齢者に死を連想させる「合掌」という言葉を使うなど住民への侮蔑そのものです。

理解得ずに強行 なぜ、鹿島JVは異常な住民監視を続けているのか。

外環道工事は、地表面に影響がないことを前提に40m以深の地下を使用する大深度地下法で認可を受けて行われています。

事業者の国土交通省、東日本高速、中日本高速道路や工事受注企業は、所有者の承諾もなく住宅の地下を勝手に掘削していました。

ところが工事が原因で陥没が発生。その後の調査で、複数の場所の地下に巨大な空洞が生じていることも判明しました。

家を支えるはずの地盤が緩み、無数の住宅で傾きや亀裂などの被害が確認されました。工事の騒音や低周波などの影響で体調不良を訴える住民も相次ぎました。

事業者らは、工事ルート直上付近のサイクリング道路に空いた複数の穴を道路管理者である狛江市に伝えず勝手に埋め戻していたことも編集部の取材で判明。事故現場付近の私有地でさらに大きな陥没が生じたことも隠ぺいしていました。

外環道工事により陥没など住民被害が出ているにもかかわらず東日本高速や鹿島JVは住民の理解を得ないまま工事を強行しているため、プライバシー侵害の不法行為にあたる疑いがある、監視・隠し撮りをしているのです。

外環道工事では他の地域でも住民による反対の動きが起きています。それらの地域でも住民監視が行われている可能性があります。大深度地下法で外環道道工事を認めた国土交通省の責任が問われる重大事態です。

編集部の取材に鹿島建設はチャットの使用を認めながら、JV内の情報交換が前提だとし、「内容の回答は控える」。東日本高速と国交省は「把握していないためお答えできない」としています。

しんぶん赤旗アカウントより全文公開されました。

さすがにこれは「作り話」ではないと思います。

次の項で詳述しますが、少なくとも9月6日のやり取りは事実であると、第二弾の聞き取り調査でNEXCO東日本もはっきり事実だと認めていますが、それ以外の書き込みもおそらくは事実である可能性が高いと思います。

一つひとつの内容が具体的、かつ、ここまで詳細に書かれているということは、やはり内部に情報提供者がいるのでしょう。

ここまで明らかになった以上、いくら言い訳や御託を並べようと逃げ切れるものではありません。国民を舐めるなよと言いたい。

共産党議員と住民による聞き取り調査第二弾

動画第二弾がUPされていました!

鹿島建設とNEXCO東日本より調査報告および声明が出されました。

不適切なやりとりがあったことは認めたようですが、「住民が室内やベランダにいるのを撮影するのは安全確認のため」とは開いた口が塞がりません。

共産党からも指摘されていましたが、「住民を監視しプライバシーを侵害し侮辱した行為」が問題視されているのに「礼節を欠いた表現を用いて情報交換をしたのは不適切だった」と、巧妙に論点をすり替え矮小化しようとしているのです。どこまでも卑劣ですね。

礼節を欠いているのは明らかですが、こういう監視行為が許されるのか?告訴されても仕方がないのではないか?と問われているのですよ。

第一弾の動画の概要欄、およびしんぶん赤旗日曜版アカウントの投稿に記載のあったグループチャットの内容をチャット風のイラストにしてみました。

この内容のどこが「安全確認と安全確保のための情報共有」なんでしょうか?

冗談も休み休み言ってほしいものですが、それにしてもまぁ、よくここまで白々しい嘘がつけるものですよね。

コンプライアンスなどとうの昔に捨て去り(いや、最初からなかったという説も?)、私腹を肥やす手法並びに隠蔽と言い訳のスキルを磨くことに徹した役人、および元国営企業の腐敗した体質が無惨にも露呈してしまったわけですが、今回ばかりは嫌いだった共産党を応援したくなりました。それほど私のNEXCOに対する恨みは深いのです。

「監視・盗撮と誤解されるような行為や不適切な表現での情報交換を厳に慎み、地域の方々に誠意をもって対応するよう指導し、現在も鋭意再発防止に努めているところであります(動画概要欄より引用)」

とのことですが、保身のための建前でしかないこんな説明を誰が信用すると思っているんでしょうか。国民を馬鹿にしすぎです。

しつこいですが(笑)、私は日頃から高速道路パトロールカーのサイレンで嫌がらせをされているため、特にNEXCOに対しては恨み骨髄なのですが、こういう卑劣な行為をする企業体質だということが表沙汰になっただけでも一歩前進した気がします。

続報

「監視」や「盗撮」などと言えば、脊髄反射的にに妄想扱いする人がいますが、現にこのようなことが行われていたわけですから、役所や業者が市民を監視したり嫌がらせするなんて普通にあり得る話です。精神病認定してもみ消す手口が、果たしていつまで通用するでしょうかね。

人間の歴史を見れば、不都合な人間に対して組織的に圧力をかけるなどということは、当たり前に行われてきたことなのに、時には魔女狩りと称して抹殺してきたのに、そうした人間の悪意と狂気を全力で妄想扱いしたがる人たちがいるのが、逆に不思議で仕方がありません。

NEXCO東日本も西日本も社長は元国土交通省の官僚が天下っている

NEXCO絡みですが、森永卓郎さんの動画で興味深いことが語られていました。

18:37~書き起こし

教祖に近づくとものすごく良い暮らしが待っていて、例えば財務官僚の一番おいしい天下り先は日本銀行総裁だと言われている。
年収3530万円の他に、個室と秘書と海外旅行と交際費と瀬尿社の豪華5点セットが付いてくる。

財務省のキャリア官僚は全員、天下り先が退職時に準備されていて、しかもそこから「渡り」って言うんですけど、次々に天下り先を転々としてそのたびに何千万円という退職金を貰える。

なぜそんなに資産を持っているかというと資産の先に天下り先がある。(天下り先があるから資産が増える)

わかりやすい例で言うと、日本の高速道路というのは既に民営化されているんですけれども、株主は100%国です。その結果何が起こっているか、NEXCO東日本の社長NEXCO西日本の社長も、元国土交通省の官僚から天下っているわけです。

国土交通省の官僚の天下り先がNEXCOなんですね。

国土交通省と言えば、公明党の“聖域”ですよね。なるほど。

公明党と「ファミリー企業」

公明党といえば・・・このような報道もありました。

「ファミリー企業」──という言葉がよぎる。

 官邸主導が進む以前の永田町では、自民党の族議員が各省庁と結びついて道路や鉄道の建設を進め、官僚は公団やファミリー企業に天下り、ファミリー企業は族議員のパーティー券を買った。そんな政官財のトライアングルのなかで、公団が料金収入など公益性の高い資金をつながりの強いファミリー企業に落としていく構造が問題視され、改革の対象となった。

 1999年以降、民主党政権の一時期を除いて与党の一角を占める公明党は、集票マシンの創価学会とつながりの強い企業に、政治資金から多額の支出をしているのか。

政党助成金=公金が、公明党を経由して支持母体である創価学会に流れているのは違法ではないんでしょうか?

「ファミリー企業」と言えば・・・。

もしかしたら ここが一番闇が深いのかもしれませんね。どろどろとした人間の欲望が渦巻く日本の恥部だったりして。

1971年に帰国した石井は友人に「とにかくあの国(ソ連)は駄目になる。一部の特権階級がやっているということでこれは早晩崩壊する」

「国民に大切な情報を流さず、一部の政治家と経済をあやつる社会、日本。社会主義国ソ連と日本はよく似ている。なんとかしないと。」

石井はソ連と日本の官僚制度の類似性に注目、閉鎖的な官僚制度や特殊法人を”日本病”と呼び、暗部にメスを入れようとした。

(中略)

ライフワークである道路公団や特殊法人の無駄遣いについては一貫して政府与党の姿勢を厳しく追及し、「民間の不良債権ばかりが問題にされているが、特殊法人や公的金融機関が抱える不良債権は350兆円にものぼる。しかも、その特殊法人に毎年10兆円以上の税金が流れ込んでいる。これらの組織をすべて解体して、公権力による民業圧迫をなくせば、市場は必ずよみがえる」と持論を展開していた。

利権あるところに集ストあり

冒頭のスクープでも、反対住民を監視や盗撮して情報共有し、チャットで侮辱までしていたのですから、組織的なストーカー行為があっても不思議でも何でもないと思いませんか?

私利私欲のために人の命さえ平気で奪うような者たちには、いつか天罰が下りますように。

国民の9割が知らない中川昭一さん不審死事件の真相【ゆっくり解説】

緊急出動や業務を装った嫌がらせ

ネクスコがどういう企業なのか、大体おわかりいただけたと思いますが、これを機に、私がずーーっと訴え続けてきたことが妄想ではないとわかってもらえたら、積年の恨みが少しは晴れる気がします。

なぜ私が高速道路パトロールカーのサイレンを嫌がらせだと疑うようになったのか、その理由もちゃんとあります。

取り急ぎ、スペース収録しましたので、妄想だと断定する前に、しっかり確認してください。

またこれまでの嫌がらせについては記事を何本も書いていますが、とても全てを書き切れるものではありませんし、動画も上げていますが、これらはほんの氷山の一角にすぎません。それでも、私がどれだけしつこく嫌がらせを受けているのか少しでも伝わればと思いながら、こうして報われることもなく一人細々と記事を書き、動画を上げています。

関連するツイートも少し埋め込んでおきます。

サイレンで嫌がらせしている人たちへ。

いい加減、特定個人を「集団ストーキング」で追い込むような脱法(犯罪)行為をやめてください。

人の命で遊んじゃいけない。=ヒトの法則。



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